気温13℃でノミ・マダニ予防
ペットを飼っている方にとって、ノミ・マダニの予防は重要です。これらの外部寄生虫はペットだけでなく、人の健康にも問題を引き起こすことがあります。
今回はペットと人の健康を守るための、
ノミ・マダニ予防についてご紹介します。
ノミ・マダニは気温13℃以上になると活動が活発化し、ペットへの感染リスクが高まります。ただし、冬でも室内で活動ができるため、年間を通して予防対策をとることが重要です。
以下の予防策を参考にしてください。
①定期的な予防薬の使用
スポットオンタイプや内服薬など、飼い主様やわんちゃん猫ちゃんのタイプに合わせて、使いやすい予防薬を選びましょう。
動物病院から処方された予防薬を、1ヶ月毎など定期的に使用することで、ノミ・マダニの感染を防ぎます。
②室内環境の管理
床やカーペット、ペットの寝床など、ノミが繁殖しやすい場所をこまめに掃除しましょう。
掃除機をかけた後は、掃除機のゴミをすぐに処理することも重要です。
また、ノミは湿度の高い環境を好むため、除湿機を使用し、湿度を低く保つことも効果的です。
③屋外環境の整備
ペットがよく遊ぶ庭などの環境管理も重要です。草を短く刈り込み、落ち葉や枯れ枝をこまめに清掃することで、ノミ・マダニの住処を減らすことができます。
④感染を早期に発見する
日頃からペットの毛並みや皮膚をよく観察して、ペットや家の中にノミ・マダニが発生していないかチェックし、早期に発見し対応することが大切です。
もし異常が見られる場合は、早めに獣医師に相談しましょう。
だんだんと暖かくなり、気温が13℃を超える日も多くなってきました。まだ予防薬を使用していない方は、早めに動物病院へ相談することをお勧めします。
町田市の動物病院
玉川学園犬猫病院
院長 綿貫貴明